会社帰りにちょいちょいよるすがもらーめんが夏の新作「冷やしらーめん」を売り出していたのでさっそく挑戦。
お店の場所は駅前ロータリーからも見やすい絶好の位置。立地条件では巣鴨のラーメン店でナンバーワンではなかろうか。
ただ、巣鴨駅周りのラーメン屋に共通するのが「そこそこおいしいけど何か物足りない」感じで、すがもらーめんも個人的にはひと味足りないんだな。ジャンルは背油系で醤油と塩があるのですが、どちらものどごしというかコクがないというか、スープにパンチを感じない。背油系でいうと野方ホープのスープを水で割ったみたいな感じかな……。
と、辛口批評ではあるものの、まずいというほどではなく有名ラーメン店と比べてしまうとやや物足りなさを覚える、という感じなのでなんだかんだ通っている店ではありますので、新作もしっかりチャレンジしてみた次第です。
ラーメンは冷たいスープと具材からできていて、写真からするとまるであったかいラーメンのように見えます。
麺はいつものラーメンと同じ中太サイズ。冷たいラーメンに太い麺という時点で心配がよぎりますが味の感想は最後にまとめて。
スープは透明で、麺の様子も上からはっきりわかります。
さてさてお味のほうですが、正直言ってすがもらーめんの残念なところが集結しちゃったなという印象。友達がこれ食べようとしたらやめとけとアドバイスする仕上がりでした……。
まず前述の通り麺が太く、冷たいスープにうまくからまない。つけ麺系ならうんと濃いスープに麺を絡ませることもできると思いますが、飲み干す系のスープの場合、冷たいとしょっぱさを強く感じちゃうからそれほど濃くもできないところに、麺が今まで通りだから塩味がラーメンにぜんぜんからみません。
さらに残念なのがこのチャーシューで、あったかいラーメンとまったく同じの使ってます。本来あったかいラーメンならその温度で自然に溶けるべきチャーシューの脂が冷たいスープのために全然溶けず、結果口の中でニチャニチャした存在になるというね……。これは試食していて気づいていいレベルだと思うのだが……。
使っている具材が温かいラーメンとほぼ同じなところを見ると、あるもので作った感がありありと伝わってきてしまうのも残念なところ。冷たいラーメンと温かいラーメンはもうまったく別のメニューと言っていい存在だと思ってるので、もうちょい冷たいスープならではの取り組みが欲しかったところです。
あとこれは個人的な感想なのですが、カウンターしかないお店で、店員に席を決められるのってあんまり好きでないのですよね……。混んでるときならわかるのですが、お店ガラガラのときくらい自由な席に座りたいなーと思うタイプなので。
すがもらーめんトップ
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